来月9月18日(月・祝)は「敬老の日」👴🧓
敬老の日に伴い今回ご紹介したいのが「8020運動」と「長寿の薬草」です!
この機会に健康で元気に年を重ねる知識や秘訣を学んでみましょう🎵
まずは8020運動から
1989年(平成元年)より厚生省(現・厚生労働省)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上は自分の歯を保とう」という運動です。
親知らずを除いて、通常では28本の歯がはえています。
しかし虫歯や歯周病によって歯が失われていきます。
80歳になっても20本以上の歯があれば、食生活にほぼ満足することができると言われています。
どのくらい進んでる?
運動開始当初は7%程度(平均残存歯数4~5本)でしたが、厚生労働省の調査
(2005年(平成17年)歯科疾患実態調査)では、80歳~84歳の8020達成率は21.1%で、85歳以上だと8.3%にまで伸びました。また、厚生労働省の「健康日本21」では中間目標として8020達成率20%を掲げましたが、2007年(平成19年)に出された中間報告では、それを上回る25%を達成しました。(健康日本21中間報告)
その後、2017年6月に厚生労働省が発表した歯科疾患実態調査(2016年調査)では、達成者が51.2%となりました。
歯を失う原因で最も多いのが歯周病です。生活習慣病と言われるこの病気は、初期を含めると成人の80%以上がかかっています(厚生労働省平成17年歯科疾患実態調査)。
日頃の仕事の忙しさから、暴飲暴食や不規則な生活など、日常の生活習慣の乱れが歯周病につながりますので、毎日のチェックが重要です。予防はやる気から始まります。
歯磨きなど毎日の手入れと併せて、口の中の衛生指導などを行っている歯科医院に定期的に通う習慣をつけてみてはいかがでしょうか。(㈱りっぷる調べ)
続きまして長寿の薬草
沖縄のオバー、オジーが良く食べている長寿の秘訣をご紹介!
長命草(ちょうめいそう)
和名:ぼたんぼうふう
沖縄諸島に多く分布しているセリ科の植物で海岸の断崖や珊瑚石灰岩でできた岩場などに多く自生しています。
カロテンやビタミンCおよびカルシウムを豊富に含んでおり昔から風邪や咳止めに利用されてきたそうです。
フーチバー
和名:よもぎ
県外のヨモギとは違い苦味の柔らかなニシヨモギという種類で、沖縄ではジューシー(炊き込みご飯)に入れたり、肉料理や魚料理、山羊汁の臭み消し・薬味として食されてきました。
ビタミンA、カルシウム、カリウム、鉄分を多く含み昔から薬草として家庭で利用されています。
ニガナ
和名:ほそばわだん
海岸沿いの岩場や砂地に自生するキク科の植物で栄養素が高く、琉球王朝時代から風邪の予防として食されていたそうです。ビタミンCやビタミンA、カルシウム、カリウムを豊富に含みます。
ハンダマ
和名:すいぜんじな
キク科の多年草。寒さに弱いため、日本国内では沖縄から南九州の暖かい地方に自生していて沖縄では古くから不老長寿の葉と言われ疲労時に葉や茎を煎じたり、煮て食べたりしていたそうです。ビタミンB2、ビタミンA、鉄分を含むほか、葉の赤紫色にはポリフェノールが含まれており抗酸化作用を持っていると言われています。
(㈱りっぷる調べ)
また、『おじいちゃん、おばあちゃんありがとう』の気持ちを伝えるお手伝いをしてくれるお店をご紹介しています💖
詳しくはPostem9月号のP4-5をご覧下さい(電子ブックでもご覧いただけます)