2021年9月号掲載「感謝されるように今、懸命に仕事をする」

2021/08/27


■ 伊志嶺 誠太
BUTASUNcurry代表


宮古島の笑顔に携わりたい

みなさん「BUTASUNcurry」はご存じですか?宮古島を拠点にテイクアウト・配達専門のカレー屋さん、代表の伊志嶺さんにお話を伺ってきました。

■カレー屋をはじめたきっかけは?
僕は18歳の時に野球をするため宮古島を離れ、単身で福岡へ行きました。ですが、思わぬケガで野球への熱が冷めてしまい、ハワイの専門学校へ行く決心をして必要な費用を貯めることにしました。朝から晩までバイト三昧の日々を続けていく中で、起業をしたり、友人と何かを始めようと考えたり、いろんな事を考え模索していました。その時、詐欺にあってしまったんです。ずっと働いて貯めていたお金がパーになって、とてもショックを受けました。楽してお金を稼ぐことは出来ない、必死に働かないといけないと改めて気づかされました。その後那覇で働き、営業職3年目の年、おばあが病気で亡くなったと宮古島の実家から連絡がありました。いつかは宮古島に戻って働きたい、住みたいと思っていて、それはもっと先のことだと描いていました。ですが、このタイミングでのおばあの死が僕の中ではともて大きかったです。10年後、20年後の計画が今なんだと思い、仕事を辞めそのまま宮古島へ帰ってきました。昔からグルメが好きで、気になるお店があれば食べに行き、中でもカレーが好きでした。「どこのカレーよりも美味しいカレーを作ってやろう!」と、いつかは自分の店を出したい、起業したいと考えていたので、帰って来てからは2カ月間カレーを食べ歩きました。ただカレー屋をやるとだけ決め、カレーを研究し、オープンに向けて準備をしていたのですが、僕一人ではとてもこのカレー屋企画を進めることは出来なかったです。試作品の試食に協力してくれたり、アドバイスをくれたり、困った時に背中を押してくれたりと、たくさんの方に助けてもらいました。中でも両親の支えは大きく、心から感謝しています。そんなこんなで、カレー屋をやると決め、宮古島へ帰ってきてから四カ月でオープンすることができました。

■宮古島への思いは?
宮古島は自然豊かで、この素晴らしい自然があっての宮古島だと僕は思っています。地元の方・宮古島が好きで移住し、ここで仕事をしている方達と接していく中で、自分の理想や考えを口に出し、行動に移している方が多いなぁと思いました。行動というのは、仕事はもちろん、宮古島の自然を守る活動もあります。ビーチクリーンなど、ゴミを一人一個持ち帰るだけでも皆がそれをやればゴミは減るし、自分たちの意識も変わっていくかと思います。大きな束となって、周りを巻き込んで行動できたら美しい自然を残せると思います。コツコツ、それぞれが出来ることから行動していけたら、この美しい島をいつまでも残せるのかなって。僕はそんなかっこいい事を言えないのですが、普段から「出来る事をコツコツと」と自分に言い聞かせながら仕事しています。

■今後について
「癒し」「優しさ」「明るさ」を伝えていきたい。宮古島の自然、人の温かさを通して心からの「happy」を届けていけるように。カレー屋を始めた時の思いです。地元である宮古島を盛り上げ、人が集まる場所を作って行きたいです。今は、移動での販売がメインになっていますが、今後は店舗を構え、笑顔が集まる場所、集いの場所を提供していきたいですね。今はまだまだですが、宮古島に貢献できるよう、誰かの為になったり、感謝されるような事を毎日懸命にコツコツ続けていきたいです。

今回お話を伺ってみて、伊志嶺さんの宮古島への熱い思いと、行動に移す事の大切さに改めて気づかされました。今後のBUTASUNcurryに注目ですね。
お問合せ・ご予約  TEL:090-1084-5757
Instagram:butasun_myk