2020年3月号掲載「うまむぬ杯グランプリ受賞!」

2020/02/26



■川満 敏和さん(右)
 川満  ユキ(野原食堂オーナー)
 与那覇  桂子
 与那覇  由美子


アットホームなお店を目指して♪

昔ながらの家庭の味を提供していて、帰る際に手を振って下さる、アットホームな野原食堂さんの川満さんにお話を伺ってきました。

■どうしてお店を開店しようと思ったのですか?
実は食堂をオープンするなんて思ってなかったんですよ、当初は(笑)! お店があるこの建物は築40年以上経ち、外装も内装も敷地の外もほとんどリフォームした事がなく、薄暗い感じだったんです。そんな建物をリフォームする事で内地にいる家族や親戚が泊まる事も出来るし、いずれ誰かが住めるように、最初の計画は食堂を造るのではなく、ただリフォームをするだけだったんです。しかし、高額な資金を投入してリフォームして、もし誰も住まないで放置する事になったらそんな勿体ない事はないなぁ・・・。そう思った時に浮かんできたアイデアが、普段食べている家庭の味を提供する食堂の開業でした。
近くにホテルもないですし、市街地からも距離があるので、はたしてお客様はお店を探して来てくれるのだろうか?不安要素しかなかったので、開業する事は非常に迷いましたね。でも子供の頃から食べているうちの家庭の味には自信がありました。ソーキそば、チャンプルー、三枚肉、おにぎり、お弁当、どれをとってもこの味ならきっとお客様は来てくれると。この味を世に出して、沢山の方々にも知ってもらいたかったんです。そして今お店を切り盛りしているスタッフは皆家族で、母と二人の叔母の三姉妹です。決して若くもないですし、いつまで出来るかもわかりませんが、元気なうちはお店に立ってもらって、地元の方や観光でお越しの方達と、一人でも多くの方と交流が出来る場所を作りたかったんです。また、この建物は大叔母が建てた家でもあり、お店でもありました。その当時は喫茶店のようなBARのようなお店を営んでいたようで、地元の方にとって楽しかった場所と聞いております。そんな大叔母の後を継ぐではないですが、思い入れのあるこの場所に2018年3月10日野原食堂をオープンさせました。

■お店のこだわりは?
一番のオススメでもある野原そばには、宮古島産のもずくと沖縄県産豚のソーキが入っております。日替わりどんぶり飯の三枚肉も沖縄県産豚を使用し、マグロ丼やカツオ丼も宮古島近海や伊良部島近海でとれた新鮮な魚を使用しております。野原食堂では、100%ではないですが宮古島産や沖縄県産の物を出来るだけ使用するとともに、島の母ちゃんが作る家庭の味をご提供しております!

■うまむぬ杯のなまり節おにぎりについて
第3回宮古島うまむぬ杯に初めてのエントリー。使用食材が「かつおのなまり節」という事で、非常に難しかったのが本音です。しかし、勝負メニューをおにぎりにするのは直ぐ決まりましたね。なぜなら母が内地で働いていた時、十数何年おにぎり屋さんで働いていたからです。問題はなまり節らしさをどう表現できるか?でした。結果的にうまく表現が出来たかなぁと思ってます(笑)!でも、子供達にはちょっと大人の味すぎるかもしれませんが・・・。
皆様の応援のお陰でグランプリを受賞いたしました。ありがとうございました。

■今後の目標は?
とにかく一日も長くお店が続けられる事が目標です!!それと、ご来店下さったお客様が、「ただいま~」と帰って来たくなる、そんなアットホームなお店でありたいです。また、野原食堂のなまり節おにぎりが島全体で流行ってくれたら嬉しいですね~!ご家族へのお土産やお知り合いへの手土産に、もちろんご自身のご飯の為にご購入して下さるお客様が一人でも増えてくれたら最高です!

スタッフの皆さんの笑顔に救われる元気が出るお店です。是非皆さんも一度食べに行って、ゆったり過ごしてみてはいかがでしょうか?そして、グランプリを受賞した「なまり節おにぎり」を一度ご賞味下さい。