2019年2月号掲載「宮古島での中指」

2019/02/01



MEDIO(ミディオ)
■下地 学さん
■平良 正太さん

島に寄せて人に寄せる

宮古島の青い海を背景に制服を着た女子高生がコントラバスを抱え満面の笑みを浮かべている、ミャークニッポンと書かれた、アンバランスだけども目を引かれる、そんなポスターを街中で見たことはありませんか?今回はそのポスターの企画、制作を行ったMEDIO(ミディオ)の下地さんと平良さんを取材して来ました。

■ミャークニッポンとは?

各地のかわいい女の子をモデルに起用し、各所在都市を中心に発行しているフリーペーパー「美少女図鑑」を企画した株式会社テクスファームが母体となっている企画で、東日本震災後に各地域の女の子の笑顔で日本を盛り上げることを目的としており、○○○ニッポンという名称で各地域毎に活動しています。このイベントで発掘した女の子がプロダクションと契約をして女優やモデルとして活動している例もあります。沖縄ならオキナワニッポン、石垣島はイシガキニッポンなどがあるんですが、僕らは地域性を持たせるためにあえて「ミャークニッポン」と方言を使っています。たまたま縁で僕達に声が掛かり、やらせていただいてます。

■活動を決めたきっかけは?

宮古島からの情報発信とは何かを考えた時、島から外を見ることはあっても足元を見ることはほとんどない。宮古島らしさ、オリジナリティを出すには内側に戻るしかない、ファッションや情報を都会に寄せるのではなく、こちら側に寄せたいという思いが強いです。だから女の子に求めるコンセプトは元気と宮古島らしさです。笑顔で宮古島らしさを伝える事です。「1枚のポスターで日本を元気にする」 という企画を面白いと感じたし、都会に負けたくないという思いです(笑)

■立ち上げの苦労は?

一番はモデルの人選でした。未成年者を使うとなると親の承諾を得られないといけないし、学生でしたら学校生活に影響が出ないように配慮しなければいけない、今はSNSで様々な情報が飛び交いますから、ポスターに起用されることでいじめに繋がるんではないかとか、いろいろなことを考えますね、なので撮影後のケアは一番気を使います。実は、最初に起用したモデルは撮影まで済んだ後にキャンセルになったんです。撮影して、ポスターデザインも決まって、後は印刷だけという時のキャンセルだったのであの時はさすがに心が折れましたが、未成年を起用することに対しとても勉強になりました。有り難いことです。もう一つの苦労はスポンサー集めです、趣旨を理解してくれるスポンサーを募集しています。ライセンスの使用料とか、撮影に掛かる費用とか思ったよりも負担があるので、宮古島らしさを発信して行きたいという僕たちの思いに賛同していただけるスポンサーを探しています。

■今後の活動は?

二ヶ月に一回、モデルを発掘してポスターを制作して行きます。ライセンス契約が一年になっているので、予定では6名の方をモデルに制作して行きます。二人目のモデルもすでに決まっていてこれから撮影に入ります。小学六年生ですが、笑顔がかわいくて大人っぽい表情もできるので今から撮影が楽しみです。どういう風に宮古島らしさを発信していくか、モデル自身もそうですが、ポスターデザインに手間を惜しまず作って行きたいです。とりあえずこの一年間を活動していく中で得た経験や人脈を次に繋げたいと思っています。
現在、撮影チーム自体は5、6名ですが、一緒にやっていく人も募集しています。服のコーディネートやヘアメイク、撮影現場を身を持って味わうことで島では体験できなかった新しい分野に挑戦して欲しいと思います。宮古島には魅力的で、可能性を持った子供達がたくさんいます。その子達が都会に出ても負けない、アクシデントが起きても対応できるメンタルの強さを育てて行ければと思っています。
MEDIOという名前は僕達の仕事がらメディアレディオという風に捉える方もいると思いますが、実はイタリア語で〝中指〟とか〝中立〟という意味があります。中立の立場でみんなが楽しめるイベントを企画し、みんなで作って行きたいという思いがあります。

女の子の笑顔で地域を元気に、宮古島らしさを伝えるというオリジナリティ溢れるプロジェクト、モデルとして宮古島らしさを表現したい、伝えたいという方は連絡してみてはいかがでしょうか?
お問い合せ先:下地代表 (090‐3010‐0377)