2019年1月号掲載「宮古の女性を応援したい」

2018/12/31


■五十嵐かおるさん(アイランドカウンセリング代表)


カウンセラーというお仕事

皆さんは人に聞いてもらいたくても、誰に相談したらいいのか迷うことはないでしょうか。今回は宮古島と東京でカウンセラーとして活動している五十嵐かおるさんにお話を伺いました。

■どのような活動をしていますか?

カウンセラーと言うと、「病気の人の話を聞くの?」と言われますが、全然そんなことはないんです。私を訪ねてくださる方は、普通のOLさんや主婦の方が多いんですよ。「現状を変えて、ステップアップしたい」という前向きな方が来てくださいます。
あくまでもカウンセリングなので、始めはお悩みの解決や、心のサポートから入ります。でも、ひたむきなお客様のご相談をお聞きしていると、いいところがたくさん見えてくるんです。本人がコンプレックスだと思っているところが実は魅力だったり、苦手としているところに才能が隠れていたり。お客様が秘めている可能性を開いていくことが大好きなんです。
今、宮古島で主に「美ら心(ちゅらころ)レッスン」と「しつもん読書会」という講座を開催しています。できるだけ参加いただいている方の声を聞きたいので、両方とも6~8人の少人数制にしています。「美ら心レッスン」は心理学を判りやすく、皆さんが納得しながら吸収できる内容にしてお伝えしています。知っているだけでコミュニケーションが楽になる心の仕組みや、本に書いてある引き寄せを簡単に実践できる方法など、日常に使えるコツを散りばめてお伝えしているんですよ。「しつもん読書会」は、本を読む時間は2分しかないんです(笑)。これは私のオリジナルではなくて、魔法の質問家「マツダミヒロ」さんが考案したメソッドで、本を読む前に八つの「しつもん」を全員で考えます。それだけで本への興味が増して、読みたくなる仕組みです。さらに、自分の心のメッセージに気付いたり、迷っていることのヒントが浮かんでくる不思議な読書会なんです。
また、去年までは東京に住んでいたので、実際にお会いしてカウンセリングしていましたが、今はZOOMというインターネットのテレビ電話を使ってお話しています。

■カウンセラーになったきっかけは?

カウンセラーになる前は建築設計をしていました。小さな頃から親が苦労している姿を見ていたので、助けたいという思いが強かったんです。手に職をつけたくて「建築業界」に興味を持ちました。長い下積みを経てやっとの思いで大手ゼネコンに中途採用されたのですが、いざ足を踏み入れたら終電帰りや徹夜の日々。夢を叶えたのに、気持ちがどんどん沈んでいって、会社に行くのも辛くなってしまったんです。なんとか抜け出したくて、転職を考えているときに知ったのが「カウンセラー」という職業です。スクールに通い始めた頃は仕事にしようというよりも、自分自身が「今の辛さから抜け出したい」という気持ちのほうが大きかったですね。

■宮古島に移住した理由は?

沖縄の離島には何度か旅行したのですが、なぜか宮古島だけ思い入れが強くてまた行きたくなる島でした。悩んでいた建築設計を退職するのをきっかけに、1ヶ月だけでも住んでみようと飛び込んだことが始まりです。島の人の穏やかな雰囲気や、美しい自然に魅了されて気付けば2年半が経っていました(笑)。一度は東京に戻ったんですが、やっぱり宮古島が忘れられず、再移住したんです。

■今後の展開について

美ら心レッスンや読書会を通して、心がラクになる生き方や考え方をお伝えしていきたいです。できれば宮古島の女性が輝くお手伝いをしたいんです。家族思いで、仕事もしながら子育ても一生懸命な女性が、もっと幸せになってもらえたらなって。モヤモヤを1人では抱え込まずに、カウンセリングを受けたり、心の仕組みを知ることで、解決できると気付いてもらえたら嬉しいです。私自身、人生に行き詰まっていた時に宮古島に救われたので、その恩返しの気持ちも大きいです。


インタビューをしていたのですが、次第にカウンセリングを受けている感じに、自分の話を聞いてもらいたくなりました。変わりたいけどどうすればいいか分からない方、話を聞いて欲しい方は五十嵐さんを訪ねてみてはいかがですか?