2018年12月号掲載「ズミと言える宮古島へ!」

2018/11/30

■久貝正樹さん
株式会社アートアベニュー宮古島
マネージャー

宮古島発のローカルブランド
お土産として喜ばれる宮古島のオリジナルTシャツ。「ZUMI」*と書かれたTシャツをご存知ですか?
実はこのTシャツは、口コミで人気が広まりつつあるMKブランドのTシャツの一つなのです。今回は、MKブランドの発起人の一人である久貝正樹さんにお話を伺ってきました。

*ズミ=宮古島の方言で最高という意味


■MKブランドについて教えて下さい。
 MKブランドとは宮古島に昔から残されている魅力を大切にし、日々の生活の中で島の良さや素晴らしさを感じてもらえる商品づくりを目的としたオリジナルのローカルブランドです。島や島に住む人たちへの思いや願い、気持ちを形にすることが、地域の魅力を発信することに繋がります。魅力のある地域づくりが出来れば、夢を見ることができる、夢を実現することのできる環境が整い、次世代の育成や継承にも結びつきます。MKブランドはそのコンセプトを大切にする為に宮古島を意味する方言のみゃーくの頭文字と末尾の文字をとり名付けました。宮古島の地域の魅力をこのブランドを通して再確認していけたらと思います。


■MKブランドをはじめたきっかけは?
 きっかけは、バスケットボールです。私は、高校まで宮古島で過ごし進学で奈良へ行きました。当時はまだ島へ戻ろうという思いはなく、バスケットボールに携わりたいという思いから体育学部の研究生として大学に残りました。あっという間に一年が過ぎ、大学院への進学で迷った時に大学院にはいつでもいけるという思いから一度帰ろうと決めました。中学・高校の教員資格を持っていたのですが、教員になるのは難しく学校や県庁の臨時職員として働く中で、狩俣青年会の活動やバスケットボールのコーチなどを行っていました。私がまだ学生の頃、宮古島はバスケットボールをする子が多くいましたが、少子化も加わり現在では、一つの小学校が単体でチームを作るのが難しくなってきています。中学校、高校と進学するとバスケットボールから別の部活へ移る子も増えます。でも、宮古島の子どもたちは身体能力が高くバスケットボールをするセンスがある子が多いです。そういった子たちの中には経済的な理由でバスケットボールを諦めていく子もいます。そんな子たちの手助けができたらと思い、始めたのがMKブランドです。MKブランドではその売上の一部を宮古島の子どもたちに還元すると決めています。

 

■久貝さんのお仕事について
 私は株式会社アートアベニュー宮古島で働いています。株式会社アートアベニュー宮古島の主軸は不動産業ですが、スポーツバーの「スーパースター」やオープン予定の「め〜め〜麺」の集客やイベント企画運営、運転代行をウェブで見つけられる「運転代行キャッチャー」の運営を行なっています。文化事業として宮古島の活性化に役立つこと全般が私の仕事なのでMKブランドと通じる部分が多くやりがいを感じています。

例えば、スーパースターでは店内が広いので団体のお客様や子ども連れのお客様でも楽しめる様なイベントを開催したり、島食材を使ったメニューの提供をはじめ、観光客だけでなく、地元の人同士のコミュニケーションの場としても活用して頂ける場所としての企画を考案中です。
「め〜め〜麺」や「運転代行キャッチャー」でも地域の皆さんと一緒にできるイベントができたらと思っているので開催が決まり次第、ウェブサイトやSNSで発信します。ぜひ、チェックして下さい。

 

■今後の展開について
 私には好きな言葉があります。アメリカの大学バスケットボールの名門UCLAの監督を務め、12年間で10回も大学制覇を果たしたジョン・ウッデン氏の言葉「成功とは、なりうる最高の自分になる為にベストを尽くしたと自覚し満足することによって得られる心の平和のことだ」です。その言葉を実践する指標としてウッデン氏が掲げる「成功のピラミッド」という教えがあります。それは、15の資質のブロックからなり、それぞれのブロックが位置に意味を持っています。その教えを私自身が実践していくことが大事だと思っています。また、私の好きなバスケットボールを通して宮古島の子どもたちへ、ウッデン氏の教えをコーチングしていきたいです。子どもたちが大人になり社会に出た時にきっと役に立ちますし、それが自信や夢へ繋がります。そして、その子どもたちが宮古島で好きなことが行えるような魅力的な地域にできる様に、今私にできることを最大限でベストを尽くしていると言える様に頑張っていきたいです。

 


今回の取材を通して、久貝さんの熱い思いが広がれば、きっと宮古島をズミな島にできると感じました。
スーパースター http://super-star.jp/
運転代行キャッチャー https://daiko-catcher.com/