2018年2月号掲載「ぶらり途中移住」

2018/01/30

■藤田 雄太(ふじた たけひろ)さん
 CAFE DINING KOSUMI オーナー
 熊本出身


只今長期旅行中(笑)
ノスタルジックな雰囲気の店内と美味しい料理が人気で、たくさんの地元客で賑わう「カフェダイニングコスミ」。今回はオーナーの藤田雄太さんにお話を伺ってきました。


■宮古島に来たきっかけを教えて下さい
東京でいろんな仕事をしていたときに、周りの友達に旅行好きとかバックパッカーがいて、いろんな場所の話を聞かせてもらっていたんです。そのうち自分も30歳になるまでには1回くらいそういった旅行をしたみたいと20代中盤の時に考えていて、27歳の頃にやっていた仕事をやめるタイミングで「行こう!」と決断して、そのまま羽田空港に行きました。最初は北海道の極地とかで、漁師とかしたら友達にいい思い出話ができるなと思ったんですけど、僕寒いの苦手で(笑)北海道じゃなかったら沖縄だなと思って、ちょうど沖縄行きの飛行機が空いてたのでそのまま沖縄に来ました。沖縄は来てみるとすごく楽しくて最初は1ヶ月の予定だったのが、3ヶ月くらいいました。貯金もなくなってきて、そろそろ帰ろうかと思ってたんですけど、東京にいる時の行きつけのお店で宮古島を紹介してもらってたのを思い出して、「おすすめのお店と面白い人がいるから会ってみろ」って紹介されていたので、貯金がなくなる前に宮古島に来たんです(笑)。その時一緒にゲストハウスにいた方にリゾートバイトも紹介されたので、「働けて宮古島に行けるなら一石二鳥じゃん!」って気持ちで来ましたよ。宮古島に来てすぐに紹介してもらった人に会ってみると、その人とすごい意気投合しちゃって、たくさん知り合いとかお店とか紹介してもらって、居心地がよくなっちゃって、そのまま東京に帰ってないです。だからまだ旅行中です(笑)。


■宮古島で飲食店を始めたきっかけは何ですか?
東京でも飲食系の仕事をしていて、その時は裏方の仕事だったんですが、宮古島に来ていろんなお店に行って感じたのが、お客さんと店員の距離感がすごい近いなと思いました。そういうのを見てると自分のお店を持ちたいという気持ちが芽生えてきてました。
その時付き合っていた彼女が今の奥さんなんですけど、奥さんの実家が当時喫茶店とブティックをやっていて、「お店持ちたい」って話をしていると「そこを少し改築してお店やったらいいさ」って言ってくれたんですよ。まだ結婚前ですよ(笑)。本当、東京にいるときから宮古島に来てからも周りの人に恵まれてるなと感じますね。最初はいろんなお店で修行というか、働いてからと考えていたんですが、そんなこともありいきなり自分のお店を持つことになりました。
お店をオープンして4年、たくさんの人に助けてもらって、本当に感謝しています。3月にお店をリニューアルするんですが、これを機に今度は自分のスタイルで恩返ししたいと思っています。


■今後の展開を教えて下さい
 今、飲食店の仲間内でいろんな地域の人と交流しようと考えています。都会ではなく、宮古島と同じような環境で頑張っている飲食店のオーナーさんとか、青年部の人たちと交流することで、お互いの地区を盛り上げていけたら面白いなと考えています。その延長でイベントとか開催できたらいいですよね、各地域の料理が食べられるお祭りみたいなことができたら地方がもっと盛り上がると思います。
あと、お店をリニューアルしたら地元熊本の料理とか、お酒を扱っていきたいと考えています。これまでは特に地元のメニューとかはやってなかったんですけど、2年前の震災で地元が大変なことになっているのを見て、少しでも地元を盛り上げたいって気持ちが強くなりました。少しでも地元に貢献できれば嬉しいですね。
今、宮古島は飲食店の激戦区だと思います。いろんなジャンルのお店もありますし、オシャレなお店もたくさん出来ていますし、観光地としてはいいことだと思うんですが、やっぱり昔ながらの居酒屋も増えてほしいなと思います。そういったお店で宮古の人同士もですけど、観光客の方も宮古島の人とたくさん繋がってほしいと思っています。


上記の写真でもそうですが、藤田さんはインタビュー中も楽しい方でした(笑)。
3月にはリニューアルして新しい「カフェダイニングコスミ」が誕生します。皆さんもぜひコスミで料理とお酒と藤田さんで楽しいひと時をお過ごし下さい。