「毎日朝晩、ストレッチ30分しているよ~」と先日お会いした87歳のおじい。
パイナガマビーチで遠泳しているおじい。
曾孫と水遊びする97歳のガバおばあ。
宮古のジージ、バーバは元気いっぱい。たくさん力を貰います。
いよいよ来週は敬老の日。
さらに元気で生きて欲しい祖父母に、どうやって感謝をカタチにしようか~夫婦で悩んでいます。
みなさん、ジージとバーバが笑顔で喜んでくれる魔法を知っていますか?
そうです、『孫のチカラ』です。
今回は、ムスッとした強面のジージでさえも、慌ただしく忙しくしているバーバでさえも、一瞬で虜にする孫のチカラの威力をつらつらと書きます。あくまで個人の体験をもとにした感想です。
孫第一優先に
「今日の午後、海で泳ぎたい」と孫たちからの突然のオファー。
店番もあるし、忙しいな、、、
とはならず、二つ返事で孫たちと同行。ビーチで立派なお城を作っていました。
「学校で習った国語の音読を聞いて欲しい」と孫。
仕事終わりの汗だくのジージを椅子に座らせ、教科書を開いてゆっくりと1ページ1ページ音読。ジージが「上手だね~」と褒め続けるあまり、調子に乗った孫はページをめくり続け、音読は延々と続きました。
「次はトランプで神経衰弱しよう」と間髪入れず強引なお誘い。ジージとバーバには休む暇はありません。孫の要求に一方的に(喜んで)応えるジージとバーバ。
なかなか勝てず泣きじゃくる孫。ワザと負けるのが愛ではないとジージなりの愛情表現。
最後は、「だるまさんが転んだやろう!!」無限に続くだるまさんが転んだに引っ張りだされる所を、母が静止してひと休憩。ジージとバーバ、お疲れ様でした。
孫への愛情がモノを生み出す
モノづくりが好きなジージ。
孫たちのために、張り切って段ボールハウスを作製。仕事そっちのけで作成したものは、ドアも小窓もついた上等なお家。
キラキラした瞳で段ボールハウスを見つめる孫が忘れられないジージ。
味をしめて、次は、幼児に丁度いい高さの椅子を作製。
止まらないジージのクリエイティビティは、ブランコを作るまでに。
外の庭でロープに吊るされたブランコを見て大はしゃぎ。
孫はビュンビュン漕いでいます。
孫は、「ジージは何でも作れる凄い人」と思いこんだようで、
次は滑り台つきの二段ベット作って欲しいとせがまれるまで。(※二段ベットは作っていません)
感謝をカタチにする方法は色々あります。
我が家では、特別な旅行券でもなく、ホテルの食事券でもありませんでした。
「ジージ~!」「バーバ~!」と呼ぶ孫たち。
「次は何?」と嫌々応える姿ではなく、その呼びかけのチカラには、
N極とS極のような引力があり、離れがたい接着剤になっています。
一瞬で虜にするすさまじい威力の孫のチカラです。
孫と一緒にトランプする、大笑いする、一緒に踊る。
孫の無理難題(と思える)要望に応える。
何気ない日常の中で、共に過ごす時間に喜びを感じました。
『いつまでも長生きでいてください』 孫たちより