『音楽』で『幸せ』を届ける

『音楽』で『幸せ』を届ける

Masa
シンガーソングライター
ボイストレーナー&ウクレレ講師
東京都葛飾区出身
Instagram:masa.singer

ひとりでも多くの方へ音楽を♪

ビーチでウクレレを奏でながら、みんなで歌う。そんな気持ちのいいひと時がある宮古島。
そこで出会ったシンガーソングライターとして活動をしているMasaさんに音楽と宮古島の魅力についてお話を伺ってきました。

■音楽との出会い
もともと東京で生まれ育ち野球一筋の学生時代で、体育教師を目指していましたが、大学在学中に方向性が違うと気づき体育教師の目標は諦めました。
その後、大学4年時には就職先も決まり、残りの学生生活は自分が好きなこと、楽しいと思えることをやりたいと思い、当時歌うことが好きだったので音楽活動を始めました。
卒業するまでの期間だけと決めて、あるコンテストに出場し、ステージ上で歌う経験をした時に、大学を卒業して音楽活動を辞め、就職したら絶対後悔すると思いました。
その後すぐ、決まっていた内定を辞退し、本格的に音楽活動を始めることにしました。
就職を蹴り、選んだ音楽の道だったので、自分の中での覚悟は大きかったですね。
参加したコンテストで1000人以上の中から残り10人のファイナリストになったのも自信になったと思います。
その後の主な活動は、ライブ活動、レストランでの演奏、地域のお祭り、ライブハウスもそうですが、学校や福祉施設、老人ホームなどへも訪問して歌っていました。
個人で音楽教室も開き、ボイストレーニングやウクレレレッスン、楽曲提供も行っていました。

■宮古島への移住
本来だったら、2020年3月から東南アジア横断旅をしながら、孤児院やフリースクールなどに行って海外の子供たちと触れ合う音楽旅をする予定が、コロナで企画が中止になってしまいました。
音楽活動はどうしても活動の充実度や収入面での波があったので、いい時がいつまで続くか不安もありました。
その中でコロナという目に見えない敵が現れ、恐れていたことが現実になってしまいました。
やるせない気持ちではありましたが、いい意味でこれからの活動や自分自身を見つめ直すきっかけになりました。
企画していた旅が出来なかったことでこれからどうしていくか考えた時に、このまま東京で現状維持で活動するより環境を変えて動いていった方がいいと思い、国内であれば沖縄!と思ってまずは那覇へ行きました。
半年那覇で活動して、東京とあまり変わらない都会な部分がたくさんあって、求めていた環境とは少し違うと思っていたところ、たまたま宮古島へ遊びに行く機会がありました。
初めて来た宮古島は、自然の豊かさ、人の温かさ、時間の流れがとても気持ち良く、音楽をする環境にも適している最高の島でした。
自分が求めていたものがバチッとはまった感覚になって、ここに住みたい!と思い、2021年4月から移住しました。

■宮古島へ移住してきて感じること
宮古島はすごくエネルギーに溢れた島で、自然もそうですが、人からのエネルギーもすごく感じます。
東京生活とは違いすぎる環境で、非現実的です。
この宮古島での生活が人間らしくありのままになれ、音楽を通して自分のことを発信出来たらいいと思いました。
また、引き寄せのパワーもすごくあります。
出会いたい人、出会うべく人、起こる出来事が偶然とは思えないことが多く、それはこの島だからなんだと島のパワーを感じます。
そんなエネルギーが溢れるこの島で音楽ができることは僕にとってすごく幸せで、奏でる側も聞く側もスーッと心へ入り込みやすく、宮古島へ来てからさらに感受性が豊かになった気がします。
素直さや感動、それこそありのままという感覚だと思います。
日頃から、良いことも悪いことも、起こっていることはきっと後々意味のあることだったと思うようにしていて、気分が落ちている時があったら無理に這いあがろうとせず、一旦休みます。
音楽でうまくいかない時は、音楽からも距離を置きます。休んでいる中で、この宮古島の自然や海に癒されまた前を向けるようになります。
この暮らしがすごく僕に合っているのだと感じています。

■これからの活動について
僕の音楽を一秒でも長く、一箇所でも多くの場所で奏でていきたいですね。
お店問わず、多くのイベントで演奏していき、同時に音楽を共有できる方達とも音楽を作って輪を広げていきたいです。
僕の音楽に触れて、宮古島の皆さんに少しでも幸せな気分になってもらえたらと思っています。
なので、お店だけでなく、学校や施設などへの訪問、お祭りやイベントでのライブをどんどんやっていきたいです!
是非皆さんからの依頼をいただけたら嬉しいです!
必要とされている場所ならば、どこへでも歌いにいきます!
どうぞ、よろしくお願いします。

Masaさんの音楽、歌声がひとりでも多くの方へ
届きますように

2022年3月号掲載